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2016年6月に作成された投稿

野水伊織

空梅雨に 茴香の水 惑いおり

 
 
 
 
 
             ・・・・・天に助けを気の揉めり・・・・・
 
茴香(ういきょう)……セリ科の多年草

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河骨

川辺歩ね 蛙骨抜き 河骨に

 
 
 
 
 
 
             ・・・・・皮さえ乾く骨休め・・・・・
 
歩(ほ)ね                  河骨(こうほね)……スイレン科の多年草

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水澄し

純真に 眺める池の 水澄し

 
 
 
 
 
           ・・・・・暮るるなどやか感謝せし・・・・・
 
などやか……穏やか・和やか

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蜥蜴

石垣に 出入りちょろちょろ 蜥蜴かな

 
 
 
 
 
        ・・・・・梅雨の晴れ間のこととなり・・・・・
 
蜥蜴(とかげ)
 

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万緑

万緑や 豊の葦原 賛美せり

 
 
 
 
 
          ・・・・・山野の眺め癒しかな・・・・・
 
豊葦原(とよあしはら)……日本国の称

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夏薊

紫翠背に 情緒溢るる 夏薊

 
 
 
 
 
            ・・・・・雨も何時しか高曇り・・・・・  
紫翠(しすい)……山の景色などの形容                   薊(あざみ)

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不如帰

間遠しも 遭逢したる 不如帰

 
 
 
 
 
            ・・・・・聞き耳立てる自然体・・・・・
遭逢(そうほう)……であうこと             不如帰(ほととぎす)

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小藪より 敷石伝い 蟻の道

                  
 
 
 
 
          ・・・・・見ゆるは夏の風物詩・・・・・

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紫陽花

七変化 今日の衣装も 存在感 

 
 
 
 
 
         ・・・・・雲の彼方に待ち人の・・・・・
七変化(しちへんげ)……紫陽花の別称

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鮎竿に 期待の釣果 腕扱き

 
 
 
 
 
 
         ・・・・・家族の笑顔自慢かな・・・・・
釣果(ちょうか)……釣れた魚の量          扱(しご)き
 

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紫蘭

石庭に 添える紫蘭の 際立てり

 
 
 
 
 
        ・・・・・雑談暫し円居たる・・・・・
 
円居(まどい)……人々がまるく並び座ること

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葉柳

清し女や 枝垂る葉柳 幾重にも

 
 
 
 
 
           ・・・・・優雅なりとてそよぎおり・・・・・
清(すが)し

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単帯

彩なすか けぶりの眉に 単帯

 
 
 
 
 
 
           ・・・・・更に若やぐ衣装かな・・・・・
彩なす……美しいいろどり
けぶりの眉……けぶったように美しい眉のたとえ

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花柘榴

去り難し 袋小路に 花柘榴 

 
 
 
 
 
 
          ・・・・・曇天なれど映え映(ば)えし・・・・・
柘榴(ざくろ)

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琴の音に 花橘の 綻びて 

 
 
 
 
 
           ・・・・・共感したる和の調べ・・・・・
 
橘(たちばな)

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入梅

入梅に 博識披瀝 好々爺

 
 
 
 
 
          ・・・・・軒の雨音ともに聞き・・・・・
披瀝(ひれき)……心中の考えを包ます打ち明ける                       好々爺 (こうこうや)

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露草

時期を得し 露草の群れ 一面に

 
 
 
 
 
             ・・・・・そよぐ風にも揺らぎつつ・・・・・

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網戸

涼風の 部屋に大の字 網戸かな     

                                                     
 
 
 
 
 
           ・・・・・ついうとうとに風邪っぽく・・・・・

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杜若

貴やかさ 紛う事なき 杜若

 
 
 
 
 
           ・・・・・眼福なりと眺めおり・・・・・
貴(あて)やか……上品なさま・優美なさま
 
杜若(かきつばた)        

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酢漿草

足元に 凡庸なれど 酢漿草の

 
 
 
 
 
         ・・・・・雑草とても愛おしき・・・・・
凡庸(ぼんよう)……平凡なさま
 
酢漿草(かたばみ)

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短夜

短夜や 引っ切りなしの ロータリー

 
 
 
 
 
          ・・・・・続く人並み絶え間なく・・・・・

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アイリス

アイリスや 花壇占領 咲き誇り

 
 
 
 
 
            ・・・・・虹に由来のその名かな・・・・・

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